人とは、どういうものですか?
人とは、霊魂と、からだとからなっているものです。
人は霊魂とからだを合わせたものです。この霊魂はからだの中に住み、からだは、霊魂の力によって動きます。人が死ぬと、霊魂はからだを離れ、からだは、腐敗してしまいます。霊魂は、からだの命の源であるばかりでなく、からだにたよらない力、知恵と意志があります。人は知恵によって、からだだけでは知ることができない、抽象的な思想をもち。意志によって。からだでは感じられない、精神的な、愛を、経験します。
抽象的な思想は、真理、愛、命、美しさ、などの考えはみなそうです。この抽象的な考えは、からだの器官である、脳の力ではなく、人の霊魂に属する霊的な、知恵の働きです。霊魂の存在を知らない人は、自分をただの動物と考え、霊魂の存在を認める人は、神から与えられた、霊的な、しあわせを望み、いつも、正しく、強く、明るい生活を送るように、つとめるのであります。
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